”サッカー×国際協力”を生業にしたい20代女子の挑戦記録

サッカーが大好きで、国際協力に関心のある20代女子の挑戦を書き連ねます。

これまでを振り返ってみる~ボランティア活動との出会い~

 

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チャオ!さとみです。

 

 

前回の記事では、来年からの進路について書きました。

 

そして、その進路を見据えたとき、これまでの経験の影響を大いに感じたため、これまでの体験・経験を振り返ってみることにしました。

 

最近、私と知り合った方は知らないことばかりだと思うので、自己開示の一環として書いていきたいと思います☺

 

「ボランティア」との出会い

私が、ボランティアと出会ったのは大学1年のときでした。

大学では、国際交流・国際協力専攻という珍しい専攻に属していたので、「ボランティア活動」にどっぷり浸れる環境でした。

 

 

1年生のころから世界情勢や、国際ボランティアや、語学などの授業をとっていましたが、一番行動力を上げてくれた授業がありました。

 

それは、「社会活動演習」という授業でした。

授業の中ではボランティアに関することを広義に学び、授業後の夏休み期間中に地域や海外でボランティア活動を行います。

その成果発表をもって成績がつくというものでした。

 

当時の私は、この授業を受けた影響もあり、国際協力というよりは、ボランティアそのものに関心が高かったので、先生が推薦してくださった地域でのボランティア活動を行うことにしました。

 

私がその夏に行ったボランティア活動は主に3つでした。

 

  1. 病院の入院患者さんに対する傾聴ボランティア
  2. 車いすダンスボランティア
  3. 国際イベントの運営ボランティア

 

一つずつどんなことをしていたのか振り返ってみます。

 

1.病院の入院患者さんに対する傾聴ボランティア

 

夏休み期間の2ヵ月ほど、地元の病院で行いました。

ここの病院では、ボランティアの方々が入院している患者さんの心を癒すために傾聴ボランティアを行っており、当時既に長期でボランティアに参加している方が多くいらっしゃいました。

 

患者さんらは様々な理由で入院されていましたが、その病院ではご年配の方が多く入院していらっしゃったのを覚えています。

 

傾聴ボランティアと言っても、いきなり知らない人が「話を聞きにきました」と行っても、誰も話す気にはなりません。

そこで、ボランティアさんらは患者さんの手足にアロママッサージを行っていました。

 

そのためまず私もアロママッサージの方法を教えていただき、ある程度香りの説明や、マッサージが自然に行えるようになってから、実際に患者さんにマッサージを受けていただきました。

 

最初こそとても緊張したのですが、マッサージを始めると自然と会話ができて、慣れていきました。

 

ボランティアを始める前は”どんな話をすればいいんだろう”などと考えていましたが、

そんなことを考える必要はあまりなくて、ただただ会話のキャッチボールを自然と行えばよいのだということに気が付いたのです。

 

マッサージが終わったころには、自然と笑顔で話してくれる患者さんも多くいて、心も体も癒されているような雰囲気を感じました。

 

このボランティア体験を経て、

  • 人と接するとは、話すことは、どういうことか

を実体験をもって学ぶことができ、とても良い経験となりました。

 

2.車いすレクダンスボランティア

 

こちらも夏休みの2か月を利用して、地元の施設で行いました。

 

車いすレクダンスについて何も知らなかった私でしたが、純粋に「楽しそうだな」と思って行くことにしました。

 

車いすレクダンスというのは、車いす常用者と健常者が共にダンスをするというもので、様々な施設で行われているそうです。

 

まず、施設では車いすレクダンスを行うにあたり、注意するべきこと、心がけるべきことなどを教えてもらいました。

 

特に気をつけなければならないことは、

常に健常者が車いすに乗っている方のペースに合わせなければならない

ということでした。

 

車いすに乗っているということは、健常者にはわからない不便が何かしらあり、それを察して動かなければいけない、ということでした。

 

大変そうじゃないか、動きづらそうじゃないか、楽しそうにできているか、を

自分自身が楽しみながら察することが必要でした。

 

最初こそ、「知らないうちに無理をさせていたらどうしよう」などと不安もありましたが、

慣れていくうちに、気を遣いながらも、ダンスを楽しめるようになりました。

 

車いすレクダンスでは、

みんなで輪になって、曲に合わせて順番にパートナーを変えていくダンスをよくやっていたのですが、

そのダンスをやると、一人ひとり特徴や表情が違うことがよくわかり、短い時間ではあるものの様々な方と心を心を通わせることができている気がして楽しかったです。

 

なにより、曲が終わった後の安堵感と達成感に溢れた場の一体感が素敵でした。

 

何日かボランティアを行い、講習を受けたりテストを行ったりもしました。

無事、全ての課程を修了して車いすレクダンスインストラクターの資格をもらいました。

(ただ、毎年活動を続けていかないと無効になってしまう)

 

このボランティア体験を経て、

  • 相手の表情を読み取る、察することの大切さ
  • 相手に合わせて自分が動くことの大切さ

を学びました。

こちらも私の中でとても貴重な経験の一つとなっています。

 

3.国際イベントの運営ボランティア

 

そして、3つ目はイベント運営ボランティアです。

 

東京では毎週のように国際イベントが開かれていて、ほぼ全てのイベントでボランティアを募っています。

 

私は1~2年生の間、頻繁にイベントに参加者としてでなく、運営ボランティアとして参加していました。

 

忍者イベント、フードイベント、体験型イベントなどなど色々なものがありますが、私はそのイベントで主に外国人参加者のサポートをしていました。

 

困っている人がいたら声をかけたり、道を聞かれたら案内したり、、当時はカタコトの英語しか話せなかったですが、気合いで乗り切りました。

 

イベントを手伝わせてもらうにあたって、大変なこと、気を遣うべきこと、チームの大切さ、達成感、楽しいことなど様々なことを学ばせてもらいました。

 

特に、

  • 適切な場所に、適切な人材を配置することの大切さ

は色々なイベント運営を肌で感じて学んだことでした。

ここでの学びはその後、自分自身がイベントをオーガナイズする際の糧になったと思います。

 

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さて、今日は大学1年で私が出会った「ボランティア活動」について紹介しました。

 

「ボランティア」に対しては、皆さんそれぞれの意見があると思いますが、

大前提としてボランティアは長期で行うべきものであることは間違いないです。

しかしながら、私が行ったようにたとえ短期でも体験したからこそ良さがわかったり、興味関心が広がったりすることは大いにあります。

 

それに受け入れる側も、初めから短期でもいいよと言ってくれているのであれば、若者だから・学生だからというスタンスで寛容な場合がほとんどです。

 

私は学生や若者であれば、たとえ長期でできないとしてもまずはどんどん足を延ばしてみることが大切だと思いました。

それは、どこにどんな出会いがあるかわからないからです。

 

ボランティアもバイトも、最初から長期でやると決められるほど、「それが本当に自分のやりたいことかどうか」なんてわかりません。

 

だから、若いうちはどんどん興味の赴くままに挑戦してみたらいいんじゃないかな?と思っています。

もちろんケースバイケースではありますが。

 

 

さて、次回は、ついに自ら海外に飛び出した体験について書きたいと思います。

 

それでは、チャオ!