これまでを振り返ってみる~海外ボランティアとの出会い~
チャオ!さとみです。
最近急に涼しくなって体調が落ち着きません...
皆さんはそんなときどのように体調を整えていますか??
さて、前回は私の「ボランティア」との出会いについて書きました。
今日はその続きと、「海外ボランティア」との出会いについて書いてみたいと思います。
ただ、海外ボランティアとの出会いは、その前に行っていた国内ボランティアの影響もあったので、もう少し国内ボランティアについても触れます。
前回は大学1年夏に行っていたボランティアについて書
きましたが、他にも体験したものがあります。
長期的なボランティアでいえば、空港での案内ボランティア。
様々な理由で外国から来た方を、空港から次の目的地にスムー
ズに移動できるよう案内するというもの。
私の所属していたNPOでは何かしらの国際イベントに合わせて活動していたので、本当に色々な人を案内させていただきました。
少し前のことでハッキリと覚えていることは少ないですが、例えば防災に関する国際学会が日本で開かれるために来た閣僚の方々などです。
案内の道中で、貴重な話を聞けたことはとてもタメになりました。
それと、海外ボランティアに挑戦する直前に行ったのは、震災復興ボランティアでした。
大学の繋がりで、宮城県山元町のとあるイチゴ農家さんのもとへ。
イチゴ農家のお手伝いはもちろん、近くの仮設住宅
での掃除などもお手伝いさせていただきました。
滞在中は、被災家屋に住ませていただき当時のリアルな状況を肌で感じました。
さらに、山元町内はもちろん、近隣の地域の状況まで紹介していただきました。
滞在期間中、自転車も貸し出してくれ、現地の方の暮らしを少しでも感じることができたのも嬉しかったです。
被災した小学校を訪問して当時の様子を伺ったり、
震災後も自分らで裁縫や園芸などをするためにコミュニティ運営をしているお婆ちゃんたちに会ったり、
仮設住宅内で定期的にお茶会をしているお爺ちゃんお婆ちゃんたちと話したり。
東京でテレビを見ているだけではわからない状況を五感で感じることができました。
本当にたくさんのご縁に恵まれ、貴重な経験となりました。
そして、今日の本題。
海外ボランティアとの出会い
私がそれまで色々な国内ボランティアに携わって感じたこと。
それは、海外はどんな状況なんだろう?という率直な疑問でした。
そこで、大学1年の春休みを利用して海外ボランティアに挑戦してみることにしました。
当時、学内のPBL(Project Based Learning)制度を利用してフィリピン国内で新しいプロジェクトを立ち上げるべく勉強をしていたので、実際に現場を見てみようと思ったことも同期の一つ。
当時から海外ボランティアを体験できるスタディーツアーを提供しているNPO/NGOはたくさんあったので、どのプログラムに参加するべきか結構悩みました。
なぜ悩んだかというと、純粋な「現地への貢献」活動をしている団体を探すのが大変だったからです。
各団体では「途上国で起業体験!」とか、「大学生同士で力を合わせて小学校を建てよう!」などのプログラムを提供していましたが、HP等を見ても純粋に現地への貢献を目指しているのか不明に映るところが多い印象でした...
(スタディーツアーもビジネスなので仕方ないのですが。)
最終的に私が選んだのは、HISとAWPSという団体が企画していた、現地で長年活動しているNGOの活動に携われるツアーです。
これは日本の団体と現地の団体の連携があるからこその企画でした。
”見せる”ためのものではなく、実際の活動を見たいと思っていた私にとってピッタリの企画でした。
(https://eco.his-j.com/volunteer/tour/AWPS-MNL002)
ツアー内では、”NGOカンルンガン・サ・エルマ”というフィリピン・マニラのスモーキーマウンテンで生活する方々を保護・支援しているNGOでの活動を共にしました。
当NGOでは、主にソーシャルワーカーの方たちが働かれていました。
彼らから実際に現地はどのような状況にあるのか、どんな課題があり、それに対してどんな手を打っているのか、などなど国際協力についてまだまだ知識の浅い私にとって、とても勉強になるツアー内容でした。
ストリートチルドレンと呼ばれる子どもらと触れ合ったり、
汚水が流れる用水路の上に掛かる橋の狭いスペースに暮らしている人々の生活を知ったり、
スモーキーマウンテンでの暮らしの過酷さを目の当たりにしたり、
そこで出会った子どもたちの楽しそうな様子を見て悶々としたり、、
見るもの、聞くものの全てが新鮮で一気に価値観を揺さぶられた体験でした。
ツアーの合間には、現地での食事や自然を楽しんだり、共に参加した仲間と語りあったり、と充実した時間となりました。
話はそれますが、
この頃から、海外に行くなら旅行だけではなく、
「何か一つ目的を持って渡航し、その隙間時間で観光や余暇を楽しむ」
というスタイルが自分には合っているなと感じていたように思います。
ということで、ざっくりではありますが初めての国際ボランティアの体験を紹介しました。
このスタディーツアー参加をきっかけに「国際協力」の世界に足を突っ込んだ私は、
この後、積極性や興味関心、行動力がさらに増したと思います。
私の国際協力ライフは、まだまだ続きます。
次回は、初めての留学について紹介します。
それでは、チャオ!